【福岡市中央区】防災グッズ、持ち出し用と自宅備蓄はどう分ける?

地震のニュースを見て非常持ち出し袋を出してみたものの、中身が今の暮らしに合っているのか、正直よく分からなくなることがあります。マンションのどの場所に置くかも、意外と決めきれないものです。

地域情報メディア『天神まちログ』のエリア担当ライター、ユカリです。天神まわりを歩く仕事柄、同じ通りでも時間帯で人の流れが変わる感覚があり、防災も暮らし方に合わせて考えるようにしています。

今回は福岡市中央区で暮らす方に向けて、持ち出す物と自宅に備蓄する物の分け方から、見落としやすい注意点まで順に整理していきます。

目次

中央区で確認したい災害リスク

中央区は住む場所によって、想定される浸水や土砂災害のリスクが違います。同じ区内でも、川の近くと高台では備えの優先順位が変わってきます。

見落としやすいのが、自分の住所がどの想定区域に入っているかを確認していないケース。福岡市総合ハザードマップで最新の想定を見てから備えを考えると、無理がありません。

洪水・浸水のリスク

河川に近い地域ほど想定される浸水の深さが変わります。

土砂災害のリスク

高台や斜面に近い住宅地では確認しておきたい項目です。

この2点は最新のハザードマップで住所単位で確認できます。福岡市の公式サイトから調べる方法は、後ほどの章で紹介します。

避難する場合と自宅で過ごす違い

備えを考えるとき、まず整理しておきたいのが避難所に行く前提か、自宅で過ごす前提かという点。この二つは必要な物がかなり違います。

自分ならここでいったん止まって、住まいの建物の強さや浸水想定を見直すようにしています。マンションの高い階なら、無理に避難所へ向かわず自宅で過ごす想定も出てきます。

避難所には必ず入れるとも限らず、物資も必ず受け取れるとは限りません。だからこそ両方の場面を想定した備えが必要になってきます。

非常持ち出し袋と自宅備蓄の分け方

非常持ち出し袋は、避難する際にすぐ持って動ける量に絞るのが基本。自宅備蓄は、停電や断水の間を自宅で過ごすための物という分け方になります。

わたしも最初は、非常持ち出し袋に自宅備蓄の分まで詰め込んでいて、いざというとき持てない重さになっていました。この経験から、まず袋の重さを一度測ることをおすすめしています。

最低限そろえたい水と食品と衛生用品

自宅備蓄では、水と食品、衛生用品の三つが土台になります。世帯の人数や暮らし方によって必要な量は変わってきます。

福岡市が示す目安では、食料は一人一日三食分を三日分、飲料水は一人一日三リットルを三日分としています。一人暮らしでも、この数字をもとに考えると量が決めやすくなります。

  • 飲料水(一人一日三リットルを三日分が目安)
  • 調理不要で食べられる食品(一人一日三食を三日分が目安)
  • 携帯トイレや衛生用品

この三つはローリングストックという、普段使いながら少しずつ買い足す方法にすると、期限切れを防ぎやすくなります。買い足す前に自宅にある量を確かめておくと安心です。

停電や断水に備える道具の選び方

停電に備える道具は、光源と電源の二つに分けて考えると選びやすくなります。断水には生活用水をどう確保するかがポイントになります。

火気を使う器具は室内での使い方に注意が必要で、換気ができない場所での使用は避けたい場面です。安全に使える道具から選ぶのが基本です。

マンションで見落としやすい備え

マンションは戸建てと違い、エレベーターが止まると水や物の運搬がかなり大変になります。高層階ほど、この点を雑に決めたくないと感じています。

断水時の排水設備の使い方も、建物によって注意点が違います。管理組合や管理会社が出している案内を一度確認しておくと安心です。

家にある物で代用できる防災用品

実は、防災グッズとして新しく買わなくても、家にある物で代用できる場面は少なくありません。まずクローゼットや押し入れの中を見直してみる価値があります。

買い足す前に家の中、意外と使える物ありますよ

タオルや厚手の靴下、レインコートなどは、そのまま防災用品として使えるものです。まだ使えるかより、これから使う場面があるかで判断すると、後で迷いにくいと感じています。

保管場所と持ち運べる重さの目安

非常持ち出し袋は、実際に背負って玄関まで歩けるかどうかで重さを確かめておくと安心です。詰め込みすぎると、いざという時に持ち出せなくなります。

STEP
袋の重さを測る

今の非常持ち出し袋を実際に持ち上げて、玄関まで歩けるか確かめます。

STEP
避難先までの道を確認する

指定避難所までの距離や交通の混みやすさを一度歩いて確かめます。

避難所までの距離が遠いと感じたら、途中の道の狭さや坂道も含めて確認しておくと、当日に焦らなくて済みます。

使用期限と定期的な入れ替え方

水や食品、電池、衛生用品は使用期限や保管状態を確認する必要があります。期限が近づいた物から普段の生活で使っていく形が無理がありません。

季節の変わり目に一度チェックする習慣にすると、忘れにくくなる。台風が増える時期の前は、特に見直しておきたいタイミングです。

福岡市の公式情報を確認する方法

最新のハザードマップや避難所情報は、福岡市総合ハザードマップで住所を入力して確認できます。中央区の浸水想定も同じサイトから見ることができます。

指定避難所の名称や場所も、福岡市や福岡県の防災情報ページで確認できます。地域によって開設される避難所が変わる場合もあるため、事前確認が必要です。

迷いやすいのが、古いハザードマップの画像をそのまま参考にしてしまうケース。公式サイトで公開日を確認してから見る習慣をつけると安心です。

買いすぎや詰め込みすぎの失敗例

よく迷うのが、防災グッズを一気にそろえようとして、結局使わない物ばかり増えてしまう場面。すべての家庭に同じ量が必要とは限りません。

住まいと世帯の状況に合わせて必要な物を絞るほうが、後から見直しやすくなります。一人暮らしと家族暮らしでは、必要な量も置き場所も違ってきます。

保管や使用に注意が必要な物

カセットボンベや燃料は、直射日光を避けた場所で保管する必要があります。火気を伴う器具は、使用場所や換気を確認してから使うことが大切です。

医療用品や常備薬については個別の事情が関わるため、この記事では一般的な判断は示していません。かかりつけの医療機関や薬局に確認しておくと安心です。

今日わたしから伝えたいこと

ここまで読んで、何から手をつけるか迷ったら、まず今日の帰宅後に非常持ち出し袋を一度開けてみることをおすすめしています。

わたし自身、袋の中身を見直したとき、期限が切れた水が入っていて驚いた経験があります。それからは季節ごとに確認する習慣がついて、少し安心感が増した気がしています。

今週末、袋の中身を一つひとつ手に取って、今の暮らしに合っているか確かめてみてくださいね。それだけでも、次に動くときの気持ちが少し軽くなる時間になったらうれしいです。

・福岡市公式サイト【備蓄品や非常持出品の紹介】:https://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/kateidenobitikunituite.html

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「天神まちログ」ユカリ

福岡市中央区在住のユカリです。地域情報メディア『天神まちログ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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